2007年11月19日月曜日

[Linux]Webサーバ「Apache」のインストールと設定

OSのインストールをする際に完全インストールまたはインターネットサーバを選択しておけばインストールされています。

現在インストールされているのはApache2ですが、業務で使っているのがApache1.3なのでまずはダウングレードします。

「apt-get remove apache2」で削除し「apt-get install apache」でインストールします。

Apacheを起動してインストールされているかを確認します。

起動のコマンドは「/etc/rc.d/init.d/httpd start」

ちなみに「/etc/rc.d/init.d」コマンドはアプリの起動や停止、再起動などでよく使うので覚えておいて損はしません。

確認方法は、webブラウザを起動して「http://localhost/(またはIPアドレス)」を入力し実行すると、テストページなるモノが表示されるはずです。

表示されなかった場合は何らかの失敗があるか、設定が必要だと思います。

次に設定について。

コマンド入力に「vi /etc/httpd/conf/httpd.conf」と入力してください。

ちなみに「vi」とはviエディタのことです。

viエディタでhttpd.confというファイルを編集するという意味です。

開くとものすごい量のテキストが表示されます。

編集したい場所をスクロールで探すのも結構苦労します。

そのときに検索しますよね?

windowsの検索とやり方が違うので注意してください。

viエディタは入力モードとコマンドモードというモノがあります。

入力モードはテキスト入力、コマンドモードはviエディタのコマンド入力で切り替え方は、入力モードのトキは「a」キー入力、コマンドモードは「etc」キー入力で切り替えます。

さて問題の検索方法ですが、コマンドモードに切り替え「/」の後に探したい文字列を入力してください。
例)サーバの名称の設定を探すとき「/ServerName」

すると検索文字列を探します。

もし選択された文字列が編集したい場所と違うときは「n」キーを入力してください。

すると次を検索します。

さてこれで一通りapacheの設定をしようと思います。

CGIを使えるようにする

どうやらApacheの標準設定ではCGIが使えないみたいです。
なので設定の変更をします。

まずCGIを使うにはperlが必要らしいのでperlのインストールを行います。

「apt-get install perl」

もしインストールされていた場合、されているとメッセージが出るので確認のためにやってみるのもいいと思います。

CGIの実行を許可するには、
「#AddHandler cgi-script .cgi」の「#」を外してください。
※「#」はコメントです。

これで設定は終わりです。

他にもいろいろと設定がありますが、詳しくはここを見ておけば大丈夫だと思います。
http://vine.1-max.net/apache.html

最後に保存と終了方法ですが、viエディタのコマンドモードで「:w」と入力してください。
その後「:q」と入力してください。

「:w」は上書き保存「:q」は終了です。
モノ2つの動作をまとめて行いたいときは「:wq」と入力してください。

パーミッションの変更

設定がOKでも外部で見ることが出来ないなら意味がありませんよね。
そこでフォルダの読み出しの許可を設定します。

「chmod 755 home/httpd/cg-bin」と入力してください。

もしならなかったのであれば、GUIで見た方がいいでしょう。

「コンピュータ→ファイルシステム→home→httpd」と入っていくと「cgi-bin」フォルダが見つかると思います。

それを右クリックしプロパティを選択してください。

アクセス権タブの読み込みと実行の全てのチェックをしてください。

数値形式が「1600755」になればOKです。

これでパーミッションの設定も完了しました。

Apacheを再実行して、cgi-binフォルダに適当なcgiファイルをおいて、検証してみてください。


最後に自動起動の設定をします。

chkconfig httpd onと入力してください。

chkconfig --listと入力し、

「httpd   3:on4:on5:on」

となっているのを確認してください。

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