これからはGUIをベースに書いていきます。
GUIメニューよりデスクトップ→システム管理→Synaptic パッケージマネージャ
「samba」を検索
samba、samba-client、samba-common
とりあえずこれらをインストール指定にしてください。
全ての指定が完了したら適用してください。
しばらくするとインストールが完了します。
次に設定です。
現在のままでは外部PC(windows他)ではネットワークリソースは存在はしていますが、中にはいることが出来ませんので設定します。
はじめにセキュリティのためにsambaのユーザーとパスワードを設定します。
smbpasswd -a XX ←XXというユーザーを追加する
New SMB password: パスワードを入力する(画面に出てこないのでお間違えのないように)
Added user XX.
となれば成功です。
次にviエディタで「/etc/samba/smb.conf」と入力してください。
設定に必要な部分を見ます。
workgroup = WORKGROUP ワークグループ名を指定する。
netbios name = FILESERVER 共有サーバー名
hosts allow = 192.168.0. 127. Sambaへの接続を許可するIPアドレスを指定する。 の例では
192.168.0.と127.で始まるアドレスのみ接続できる
load printers = no プリンタを共有しないときはnoに変更
security = share ユーザー名とパスワードを使ってアクセス制御する。
encrypt passwords = yes 暗号化したパスワードを使うか。 現在のWindowsはすべて暗号化
パスワードに対応している。
unix password sync = yes SambaとLinuxのパスワードを同期させるか。
これで基本設定は完了します。
共有フォルダを設定したい場合、下に進むにつれて[public]と書いてある場所があります。
[public]
comment = public Space for Everyone
path = /var/samba/public
writable = yes
これをLAN内全て使用できる状態にするには下記のように追加すればよいと思います。
(←から先はコマンドの説明です)
[server] ←共有名
comment = public Space for Everyone←コメント
path = /var/samba/public←共有したいディレクトリのパス
writable = yes←書き込み許可
read only = no←読み込み専用
guest ok = yes←ユーザー以外の使用
public = yes←パスワードなしでのアクセスを許可。アクセス制限を「share」に設定する必要あり
browseable = yes←共有フォルダの一覧に表示させるようにする。noなら隠しになる
create mask = 0777←共有ファイルに作成されるファイルパーミッションを設定
create masl = 0777←共有フォルダに作成されるファイルパーミッションを設定
これを上書き保存してviエディタを終了してください。
最後にsambaを再起動してください。
/etc/rc.d/init.d/smb restart
システムが起動したときに自動起動の設定をします。
chkconfig smb onと入力してください
chkconfig --listと入力すると自動起動の確認が出来ます。
「smb 3:on4:0n5:0n」
となっているのを確認してください。
確認方法は、実際に共有のパスをアドレスに入力してください。
2007年11月19日月曜日
[Linux]ファイルサーバSamba
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